「友だちは2人のはず」が、記録は0人だった話

2人分の足あとがあるのに、名簿には誰も書かれていないことに気づいて驚いている人のイラスト

こんな人に読んでほしい

友だちを自動で歓迎する仕組みを作っていたはずだった

メルマガ「陽だまり便り」と合わせて、LINE公式アカウントも自分で運用できるようにする仕組みを作っていました。友だちが増えたら自動で対応できるようにしておけば、後から見返す作業も減らせるはずでした。

ひと通り設定を終えて、「これで友だち追加された分は、ちゃんと記録されていくはず」と思っていました。

気づいたきっかけ

ある日、仕組み全体の状態をまとめて確認できる機能を使ってみたところ、妙な数字が出てきました。LINE側では友だちが2人いることになっているのに、こちらの記録には0人しかいません。

「友だちが増えたら自動で記録される」ようにしていたはずなのに、実際にはその2人分の記録がまるごと抜け落ちていました。

LINEアプリと、記録がつながっていない配線のイラスト

「設定したはず」と「動いている」は別物だった

すぐに、友だち追加を知らせてくれる仕組み(Webhookといいます。LINE側で何かが起きるたびに、自分の仕組みへ知らせてくれる連絡経路のようなものです)を疑いました。

自分が作った側のプログラムを見直しても、おかしなところは見当たりません。次にLINE側の管理画面を確認してみると、URLも有効・利用もオンになっていて、接続テストも「成功」と出ます。設定を見る限りは、何も間違っていませんでした。

ただ、ここで一つ立ち止まりました。「設定画面が正しく見えること」と「実際に動いていること」は、必ずしも同じではありません。見た目が整っているだけで安心してしまうのは、以前の記事で書いた「鍵をかけたつもりが、かかっていなかった」話と同じ形だと感じました。

実際に試してみて、初めて分かった

確かめる一番早い方法は、自分で試してみることでした。公式アカウントに、なんでもいいので一言メッセージを送ってみたのです。

数秒後、記録を確認すると、送ったメッセージがきちんと届いていました。友だちの記録にも、自分の名前が新しく追加されています。設定は生きていて、ちゃんと動いていました。

ただし、それより前に友だち追加していた1人分の記録は、結局戻ってきませんでした。仕組みが正しく動く前のタイミングで起きたことは、後から直しようがありません。これから先は正しく記録されていく、というところまでが今回できたことです。

正直に書いておきたいこと

「設定した」という事実だけでは、まだ半分です。実際に何かを起こしてみて、記録に残るところまで確かめて、初めて「動いている」と言えるのだと、今回あらためて感じました。

過去に抜け落ちた分を取り戻すことはできませんが、それを理由に手を止めるより、今から先を正しくしていく方を選びました。

ついでに、最初のやりとりも作ってみた

仕組みが正しく動いていることを確認できたタイミングで、友だち追加してくれた人に自動で届く最初のメッセージも新しく作りました。ただの挨拶で終わらせず、「よければスタンプをひとつ送ってね」とひと言添えています。最初のやりとりが生まれるきっかけになればと思っています。

この続きも、少しずつ書いていきます

AIに仕組みを任せるとき、「設定したから大丈夫」で終わらせず、実際に動くところまで確かめる。地味だけど大事なことを、これからも実験ノートとして書いていきます。

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